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交感神経優位ってどうなってしまう?②

交感神経が優位状態になるということは昔でいう狩りをしていたりするスイッチONの状態。

ということは、極端にいうと興奮している状態なのでその時どうなっているの?と考えると

 

血圧は上昇

呼吸は早く浅い

内臓の働きは低下

心拍数は増加してバクバク

瞳孔は開いていて・・

 

 

ということが起こっています。外に向けてちからを発揮しようとしているのでとりあえずからだの中のことは最小限に抑えています。うーん、からだってよくできている。

 

 

仕事したり、楽しんでいる時はこの交感神経が優位な状態で良いのですが、この状態が長く続くとどうでしょう?

こんな方、よくいらっしゃいます。

  • 家に帰ってもなんだか仕事のことが気になる
  • 夜、なかなか寝付けない
  • 朝になってもスッキリしていない
  • 人間関係の悩みなどずーっと考えてしまっている

 

そう、ずっとスイッチON、つまり交感神経が朝も昼も夜も優位になっているんですよね。そして不定愁訴があって病院に行くと「自律神経失調症」ですなんて言われてますます焦ってしまったり・・・

 

ずっと、何かを考えているので不安になったり、イライラしてしまったりもするでしょう。気になっているということは解決していない問題があるってことですものね。それが続くことでわけもなく常に不安になってしまったりもするかもしれません。

 

 

 

ではどうしたらいいか、というのはいつもお伝えしているのですが

・スケジュールの空白の日を作ったり

・のんびりしながら深呼吸をしてみたり

・おいしいものを食べる

・急かないように後回しにできるものを整理する

・がんばらない日を設ける

 

 

年を重ねると少しづつ上手に生きていけるようになるのかな、と考えています。

それまで色々経験しながら、失敗しながらいい経験としていけるといいなぁ、と思います。