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無精子症について

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不妊治療でお悩みの方でご主人が無精子症と診断された方もいらっしゃるかもしれません。

とはいえ、100人に1人の割合の無精子症。

多くはありません。

その原因には「閉そく性」と「非閉そく性」とあり、3:7~2:8の割合です。

 

 

 

閉そく性

閉そく性というのは精巣(睾丸)で精子は作られるのですが、通り道(精細管・精巣上体・精管・精嚢・前立腺など)に閉そくがあるものです。

ホルモン検査や精巣の触診ではほぼ正常な結果になります。

この場合、精巣上体(精子の貯蔵庫)に精子は貯蔵されていて精巣上体精子回収法(MESA)で良好な精子が獲得できることが多くあります。

これを凍結して体外受精・顕微授精で治療可能になります。

また、パートナーが若かったりする場合は精路再建手術が行われることもあります。

 

 

 

 

非閉そく性

非閉そく性というのは精巣で精子を作ることができない状態です。

先天性(遺伝子異常・染色体異常・原因不明)によるもの、後天性(抗がん剤治療・放射線治療・ムンプス精巣炎など)によるものが

あり、精巣内は造精能力は低下していることが多く、精巣内精子が見つかる可能性は30~40%になり

その大半が奇形や不動精子であるために妊娠可能精子の割合はさらにそこから10~20%になってしまいます。

ホルモン値は異常値になり、FSHが高くなるのが特徴です。

この場合の治療法は顕微鏡下精巣内精子回収法(TESE)があり、精巣内から精子または精子細胞を回収します。

 

 

 

 

MESA・TESEでの妊娠率・出生率はMESAの方が高く、ある施設の結果にになりますが

MESAで妊娠率33.5%/出生率25.1%

TESEで妊娠率20.9%/出生率9.0%

というデータがあります。

 

 

 

 

いずれの場合も泌尿器科科の生殖医療専門医の先生に相談してくださいね。

20年前、無精子症の方が自身の子を持てる治療は存在せず、医療の発展にはすごい!!と思うばかりです。

これから20年後、また驚くような技術ができているかもしれませんね。

 

 

※MEDEICAL VIEW 「不妊症・不育症治療」から引用させていただきました。