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鍼灸師になりたての頃、婦人科のクリニックに勤務していましたが、
先生が不妊治療はされていなかったのもあり、不妊治療はあまりしていませんでした。
「結果」が出る不妊治療がちょっと怖かったのもあるのかもしれません。
その後、少ししたらご縁があり、不妊治療の鍼灸治療の勉強をして治療をさせて頂くことも増えていったのですが
「結果」と思うことがいけなかったな、と思い直しました。
妊娠というのは結果ではなく、通過点ですものね。
よくお伝えするのですが、妊活しているのはある意味ラッキー
自分のからだのことを見つめなおし、今後の長い人生を、また子供の基礎ができる時間を
「健康」という視点から考えて作れることは長い目で見たらいいことなんだな、と思っています。
もちろん、そんなポジティブに考えられないこともあることは重々承知しております。
妊娠はかだら・こころの状態がよく、ニコニコ、健康に過ごせている状態の中で
ご縁があるとするものだと考えています。
今はインターネットで色々な情報を得ることができるので
今の自分のからだの状態は西洋医学的にどうなのか、ということが分かってしまいます。
だから、余計にどんどん調べてしまう。
このあたりはプロである担当の先生にお任せしましょう。
そして、自分でできることは、ニコニコ、楽しく、食べ過ぎず、運動をして・・
生活をすることだと思います。
健康は一日にしてならずですが、積み重ねたら一日や二日で乱れるものではありません。
難しいことは承知ではありますが、このあたりができると心の負担も減るかもですよ。
