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妊活と保険適用

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昨日から朝が寒かったので電気ストーブをつけていたら、ちょっと驚かれました。笑

ちょっと早かったかしら?!

寒くなってきて、10月もどんどん毎日が過ぎていくと、年末が近くなってきているなぁ、と感じますね。

 

 

 

菅内閣時代に急遽始まった「不妊治療の保険適用」

詳細があまり私は分かっていなかったのですが、先日の研修で詳しく教えてもらいまして・・

簡単にですが聞いたことを書いておきますね~。半分自分のためのメモです。笑

 

 

 

保険の点数などのことはここでは触れずに、ざっくりどんな感じかというと・・

人工授精

こちらについては、回数・年齢の制限はありません

 

体外受精・顕微授精

治療開始時点で43歳未満の方が対象です

ただし、40~43歳までの方は最大3回、40歳未満の方は6回までとなります

※初回の移植を行った管理料査定日で回数制限が決まります

 

 

年収の制限はなくなり、

第2子は回数リセット

今までは婚姻関係があることも条件でしたが、事実婚もOKになりました。

 

 

 

基本的に自費診療と保険診療は同時にすることはできませんが、(混合診療不可)

先進医療Aに指定されたものは、何度でも混合診療が可能

先進医療Bに指定されたものは、回数に制限付きで混合診療可能です(ほぼ、混合診療不可と考えた方がよさそうです)

先進医療Aには子宮内フローラ検査

先進医療BはPGA(移植前に卵子の遺伝子異常をチェック)

などが含まれます。

少しお休みをする周期があって、その時に自費診療で検査などをすることもNGです。

 

 

 

また、今までは採卵を何度かして貯卵しておくこともできましたが、基本的に保険診療では貯卵は不可です。

ただ、医師の裁量でできることもあるようです。

例えば、年齢が大きかったり、1度目の採卵のグレードがよくなかった場合など・・これもあまりないと考えておくとよさそうです。

この事例は少ないように思いますが、結婚前に未受精卵を凍結してあったものに関しては保険適用不可だそうです。

 

 

 

これから少しづつまた制度の変化はあると思いますが、また、すべての事に言えることですが、

全部がうまくいくということはなくて・・保険でよくなった部分もあれば、悪くなってしまったこともあると思います。

これも、個人差があると思います。

 

 

 

ただ、保険適用になったことで迷っていた方がやりやすくはなったかな、と思います。

鍼灸治療では移植されるからだの状態をいい状態にして、着床率を上げる、これに尽きます。

妊活って、いつゴールがくるのか分かりませんし、とてもいい状態でも陰性になることもあれば、逆もあります。

先が分からないし、努力をすればなんとかなるものではないので、本当につらいんです。

でもね、いつかいい日がくると私は皆さんに信じています。