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いい香りと不快な香り

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眠る時、香り、使っていますか?

日本で「アロマテラピー」という言葉が認知されてきて、お店で「アロマオイル」がちょっとづつ売られるようになったのが

1995年の阪神大震災の後くらいからだそうです。

あの時は、ちょっと日本がしょんぼりしてしまって、、そんな時に必要とされたのかもしれませんね。

とはいえ、イオンや百貨店など、よく売られるようになったのはここ10年くらいでしょうか。

お洋服屋さんやクリニックでアロマの香りが使われている事も珍しくなくなってきました。

 

 

 

そんないい香り、嫌な香り、脳の反応が違うんだ、ということが東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループで

研究されました。

様々なにおいを嗅いでいる時の脳波を計測して、その脳波から情報をよみとる技術を使って

脳の活動と知覚の関係を解析したそうです。

 

おもしろいな、と思ったのは、香りの情報は段階的に処理されていて、

最初は一次嗅覚野という限られた領域で処理されるんですが、(きっと、ガスなど危険を察知するために早急に情報が伝達されるのかな、と思いました)

その後は記憶や意味、感情などに関わる脳領域にも情報がいき、色々なところで脳が香りを処理していることが分かったそうです。

懐かしい香り、

〇〇の香り、

〇〇を思い出す香り

なんていうのはこういうことなのかもしれませんね。

 

 

 

 

香りって、危険を察知するだけでなくって、体をリラックスさせてくれたり、楽しい記憶を思い出させてくれたり、ステキですよね。

眠る時に、ちょっといい香りを嗅いで眠る、これだけでも結構一日の疲れが癒されるものです。

是非、お試しくださいね。