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男性不妊の原因と東洋医学的対策

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もう来週からは12月に入りますね~。

何を血迷ったのか、今朝、アロマのディフューザーを早朝4時半から解体してお掃除してしまいました。

いやー、スッキリしました。笑

あ、昨夜は8時半には就寝しましたので・・

 

・・・・・・・

 

早いもので、不妊治療の保険適用が始まってもう半年以上たって、体外受精をするハードルが少し下がったように感じます。

男性因子の不妊に関しては女性のようにコレ!という治療法がないので、体外受精・顕微授精のハードルが下がったのは

こういった場合にはいいように思います。

 

そんな男性不妊の原因のほとんどが造精機能障害といって、精子をつくる機能に問題があることです。

一度の射精での精子の数は数億なので、少しくらいなら・・なんですが、

 

無精子症・・精液中に精子がひとつもない状態

乏精子症・・精子の数が少ない

精子無力症・・数はあるけれど、運動率が悪い

 

無精子症の場合は精子の卵ちゃんのような元が精巣や精巣上体にあれば治療は可能ですし

乏精子症・精子無力症は数によりますので、少し少ないくらいならタイミングでも上手くいく可能性はありますし、体外受精・顕微授精などの治療で解決することも多々あります。

 

 

 

 

 

ここからは東洋医学的な観点ですが、精子の量が少なかったり、運動率が低い場合、

私がクリニックでの勤務も含めてみてきた感じだと、「差」がある方も多くいらっしゃいます。

1月と3月で値が違って、よくなっていた、もしくは悪くなっていた、など。

女性の卵子は約半年かけて発育してひと月に一回排卵するのに対し、

男性の精子は約3か月かけて発育し、毎日作り出されているので

その日の状態の変動が分かりやすいように感じます。

 

 

 

 

 

20年前に比べると残業も減りましたし、無茶な働き方というのはなくなっているように感じますが、

それでもまだまだ男性も女性も過労傾向があると思います。

ある人にとっては、10時間働いてもからだへの負担は大きくなくても、ある人にとってはとても負担が大きかったりもします。

からだが疲労を感じていたら、体内の働きも鈍ってしまうことがほとんどです。

東洋医学ではすべての臓器が助け合って存在していると考えるので、

食べ過ぎが続いても、過労が続いても、一つの臓器でなく、多くの臓器に影響してきてしまいます。

つまり、過労が原因で精子に影響することも十分に考えられるんです。

 

 

 

 

・脾胃への負担を軽減して腎に栄養をいきわたらせるために空腹を感じてから食事・ストレスからの過食は我慢

・睡眠の確保

・スマホを減らす

 

これだけでも精子の値は変わってくる可能性は大きいと思います。

睡眠は平日がどうしても無理ならば、休日だけでも少し多めにとって、平日の疲れを癒しましょう

スマホは見たっていいんですが、時間が経過してしまい、どうしても睡眠に影響してしまうことが多いように思うのでできたらちょっとやめる日を作ってもいいと思います。

少しでも値がよくなったら、からだも心も軽くなりますよ~。

男性はやる!と決めたらストイックにできる方が多いので、変化される方もとても多いように感じています。