ご予約

からだってオモシロイ~婦人科編

☆当院のウイルス対策はこちらから→

☆経済産業省・厚生労働省まとめのコロナ対策を参考にしています→

 

 

 

ジメジメで除湿剤を置いていたのですが、すぐに水分満タン。

このたまった水分が除草剤になると聞いて早速、雑草が生えているとこにまいてみたら・・

めちゃくちゃ効果発揮していました。

すごーっ!除草剤買うの止めます(笑)

 

 

 

 

 

話は戻しまして、妊活をされている方で、妊活されるからこそ気づく自分のからだの特徴というのがあります。

 

卵管がどちらかがつまっている

人の卵巣は左右にひとつづつあって、通常毎月ランダムに排卵が行われます。

左右交互というわけでもなく、もちろん自分の意志で決められるわけでもなく、ランダムです。

卵巣につながっている卵管を通って排卵するわけなんですが、卵管が詰まっている

という方は調べると分かることがあります。

子宮内膜症・クラミジア感染などが原因になります。

 

 

 

卵管のどちらかが詰まっている時に、妊娠率は低下します。

卵管が片側しかない方の妊娠率は15~45%下がるというデータがあります。

でも、おもしろいことに、例えば右の卵管が詰まっていて、右の卵巣で卵胞が発育すると、

ちょっと今回は妊娠はムズカシイ、となることが多いのですが、

そんな中で左の卵管を通って妊娠される方もいらっしゃるんです。

少ない確率ではありますが・・

人の生きる力ってすごいな、と思います。

 

 

 

どちらか片方でしか卵胞の発育がない

 

妊活をしていると、卵胞が育っているかの確認を毎月します。

そうすると、いつも右、いつも左、という方が結構いらっしゃるんです。

それが悪いことではなさそうです。なんかあるんでしょうね。

 

卵巣は2つあって、どちらかで卵胞が発育するのですが(両方で発育することもあります)

左右の排卵のどちらが妊娠率が高いか、というデータあります。

2000年に発表された「Human Reproduction」からのデータです。

 

・右からの排卵の頻度が多い

・右からの排卵の方が妊娠率が高い

というデータなんです。

おもしろい!

といっても、左右で妊娠率や排卵の頻度が50%づつ、ということもないかな、と思うんですが、

意外に差があるんです。

 

・1033周期中578周期が右排卵→55.9%

・妊娠しなかった時の右からの排卵は54.9-%、妊娠した時の右からの排卵64.6%

右からの排卵が多く、右からの排卵の妊娠率が高い、ということだそうです。

 

 

原因は分からないそうですが、人のからだは左右対称ではないところが原因なのかもね、と書かれていました。

 

人のからだのクセ、特徴おもしろいですね~。