４５歳～５５歳くらいの方で「指の第一関節が痛い」「特に朝の起き抜けが痛い」
ということありませんか？
これ、女性ホルモンの影響なんです。
もちろん、リウマチなどの可能性がないわけではないので心配な時は検査に行かれてくださいね。（指が痛いと病院へ行かれる方の９０％以上がホルモンの影響でどうすることもできないと言われることがほとんどだそうで・・・何とかしたい）
女性ホルモンの中でもエストロゲンと関係しており、もともとエストロゲンは腱や滑膜の腫れをとってくれる作用があるそうです。
そう、生理前にむくんでしまうのもエストロゲンが減ってくるため、と考えられています。
更年期近くなるとエストロゲンが急激に減ってしまうので手の関節の痛みが起こるんですね。
ではでは、どうしたらいいか。
ホルモンを補充するというのも一つの方法だと思います。
婦人科へ行ってホルモン補充療法（ＨＲＴ）なんていうのも選択肢のひとつです。（病院のお薬といってもこれだけで症状がなくなるわけではないですが）
でも、ホルモンを補充すると体調がいまいちなの、なんて方は「大塚製薬のエクオール」もいいかもしれませんね。
（個人的にはサプリはそんなにおすすめではないですが・・・でも、必要な時もあると思います）
そして、手の運動、グーパーするだけでもいいですし、指を動かすストレッチなどもおすすめです。
今はユーチューブなどでも動画で分かりやすく運動方法を紹介しているのでよかったら見てみてくださいね。
鍼灸治療で治る！とまではなかなかいきませんが、血行を促進して痛みを緩和することはできると思います。
運動、食事、鍼灸一つではうまくいかなくてもすべて少しづつ効果を発揮してくれて悪化しない、よくなるということは十分考えられます。少しづつできることを日々の生活の中に取り入れていきましょう。
