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10年近く婦人科のクリニックに勤務していて、病院ってお薬ってすごいな、と思った事もたくさんあります。
が、病院ですべての不調が解決するわけではない、ということも本当に実感として心から感じました。
ありがたいことに、名古屋・安城市で働いていた時の先生方は比較的東洋医学には理解があり
(本当に理解を持ってくれていたかは分かりませんが、理解をしようとはしてくれていたと感じました)
西洋医学では無理かも~、なことは東洋医学と患者さんにご紹介してくれていました。
そんな経験もあり、私は病院もお薬も大切だとは思っているのですが、もう少しだけ自分の頭で考えてみるのも大切では?
と思うこともあります。
例えば、高血圧。
見える・触れられるところで私たちのお肌は生まれた頃よりも50歳の方が弾力は低下します。
これと同じで血管の弾力も低下しているんです。
なので、心臓としては大きな圧をかけて血液を回してあげないと全身に巡らないので血圧は年齢とともに上がります。
乱れた食生活があって、ストレスフルで、睡眠不足がつついて、血圧がどーーーンと上がったとしたら(絶対に上がるわけではないと思いますが)
アカン血圧の上がり方だと思いますが、
年齢とともに徐々に上がるのは当たり前です。
血圧が上がる事がダメ、と考えているお医者さんが多くいらっしゃいますが、医師にも色々な意見がありますので、
血圧は下げなくてヨシ!というお医者さんもけっこうたくさんいらっしゃいます。
血圧が急に高くなって症状が出てしまった時に、医師に相談することは必要かもしれません。
ただ、降圧剤だけを飲むのはちょっと疑問です。
降圧剤を飲むことで防げることは、「脳出血」で、
逆に「脳梗塞」「心筋梗塞」は増えるというデータもあります。
圧を下げるので、血管に負担がかかりにくくなるので、出血は防げますが、圧が下がるので、梗塞はしやすい。
お薬を飲む前に、ちょっとそういったことを考えてみるといいと思うんです。
必要な時には飲むとからだが楽になったり、命を救ってくれることもあります。
ですが、何も考えずにお薬に頼ってばかりっていうのは、もしかしたら体に負担をかけてしまうこともあるかもしれません。
ちょっと皮膚炎が出たとしましょう、すぐにお薬を飲めば症状はひくかもしれませんが、
またお薬をやめたら症状が出てしまうんだったら、出てしまう原因が生活の中にあると思います。
それを撃退しながらお薬に頼るのはいいと思うんですが、撃退せずに、出たら飲む、ではちょっともったいない気がします。
せっかくあるからだの「よくなろう」とする「自然治癒力の機能」もぜひ使ってあげてください。
病院へちょっと行く前にできる事、ありますよ。
まずは、生活を整えること、
・寝不足の解消
・食べ過ぎの解消
・ストレスの解消
・運動不足の解消
これだけで、頭痛がなくなった、からだが重くなくなった、という方とてもたくさんいらっしゃいます。
上手に病院を使えるようになるってのも、健康の秘訣かもしれません。