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「おりもの」って必要なの?

こう見えて?婦人科疾患認定鍼灸師、であります。(あれ?慣れないから日本語が変?!)

婦人科の事について、西洋医学的にも東洋医学的にも国家試験のレベル以上に勉強したよ、ってことくらいで大したことはないのですが・・

婦人科に10年近く勤務していたこともあり、婦人科に関しては少しだけ他の鍼灸師の方よりは知っていることもあるかもしれません。

 

 

と、自慢が長くなりましたが、笑

婦人科についてたまに聞かれることがあるんですが、男性には聞きにくいし、病院ではせかされている感じで聞きにくいですからね、

ま、仕方ない、この人でも、レベルだと思いますが・笑

その中で、「おりもの」について聞かれたので、ちょっとブログにも書いてみました。

 

 

そもそも、おりものって?

・子宮内膜の分泌物

・子宮頚管の分泌物

・膣壁からの分泌液や古い細胞の集まった粘液

・バルトリン腺や皮脂腺・汗腺からの分泌液

これらを「おりもの」としてとらえています。

 

 

 

そして、役割もちゃんとあります。

〇細菌感染を防いでいる

細菌が膣を通して入ってくれるのを防いでいます、おりものって、膣の中をキレイに保つ役割もしています。

〇受精の手助け

排卵期におりものが増えるように、精子がスムーズに卵管に到達する役割もしています。

 

 

 

気になるのは、どんなものが、どれくらいの量出ているか。

毎日おりものが出ていても正常範囲内です。

ただ、それが排卵期以外もかなり大量の場合は婦人科に相談してもいいかもしれません。

また、においがとてもきつかったり、チーズのようなものが混じっていたら病院を受診してくださいね。

 

 

 

最後に、あまりおりものを気にして、婦人科で膣洗浄をしすぎたり(毎月するものではないと思います)すると

からだを守ってくれているよい菌も減ってしまうので、カンジタや膀胱炎になりやすくなることもあります。

ある程度のおりものは、おりものシートを使ったりして対処できるといいと思います。