ご予約

お灸の成分の「よもぎ」の作用

✩当院のウイルス対策はこちらから→

☆経済産業省・厚生労働省まとめのコロナ対策を参考にしています→

 

 

 

今年は色々なイベントがなくて季節感がないわぁ、と思っていましたが

蝉がなき、蚊に刺され、夏を感じております。

今年は蚊取り線香も焚き始めました。けっこう効果がありびっくりしております。

私の幼いころは今考えたらびっくりですが、そこら中でみんながタバコを吸っておりました。

新幹線はもちろん、飛行機でも、飲食店でも!会社でもタバコを吸いながら仕事!!OMG!

どんな煙でも殺虫効果があると信じていましたが、違うんですね。

蚊取り線香の煙ではなく、燃える部分から殺虫成分が出ているそうで・・

 

 

 

 

 

 

お灸もしかりです。

お灸を焚いていたら虫はいないと思っていましたが、なわけないってことで・・

しかし、このお灸に使われる「よもぎ」の成分はすごいんですよ。

ヨモギといえば、草餅ですが(私だけ?!)

もともとシネオール・ツヨンという強い香りが邪気を払ってくれると信じて先人は軒下に吊るしたりしていたそうです。

その名残でヨモギを食べると寿命が延びると考え、草餅を頂くようになったとか。

 

 

 

 

 

 

現代になり、科学的な根拠も分かるようになりました。

ヨモギの葉に含まれるタンニンが消炎・止血作用があること、(ケガをしたときにと昔は農家の人は常備していたとか)

香り成分のシネオールは温熱効果があること(入浴剤にも使われていますよね、よもぎ蒸しとかも!)

現代でも草餅だけでなく(だから、私だけ・・)冷え症や生理痛の改善によもぎ蒸しやヨモギ湯をしたり

ストレスを和らげる作用もあるということで、不眠やストレス症状にも使われることもあります。

 

 

 

 

 

お灸をすることで、ヨモギの薬効成分とだけでなく、ツボへの温熱効果もあり、

昔からお灸が日常生活で使われている理由が分かります。

実はあまりお灸を自分ですることはないのですが、不調の時にはします。

不調の時はいつもの状態と体調に「差」があるので効果も感じやすく、「イイ」を実感しております。

といっても、なかなか私は毎日はできず・・ですけどね。