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ありがたいことに、10年以上、いや20年弱鍼灸治療をさせてもらっていると、
「この季節多いな」とか、「今、この訴えが多いな」という症状があります。
季節ではここ最近多い「湿邪」による不調。
って、梅雨明けしてしまいましたが!!はやっ!
あとは、大きな地震や災害の後、もしくはコロナウイルスの蔓延など不安な世の中の時に多い不調
などもあります。
東洋医学で不調になる原因は大きく3つに分けられ、
◎自然の気候によるもの・・暑すぎる・湿気が多すぎる・寒すぎる・乾燥しすぎてるなど
◎感情によるもの・・悲しすぎる・起こりすぎている・喜びすぎてなど
◎それ以外・・働きすぎ・寝不足など
湿気が多いのは自然の気候によるもので
災害などの社会の変化は感情によるものです。
で、ここ最近多いのはやはり湿気によるもので
だるい
という方がとても多いように感じています。また少なくなるといいですが。
また、今は睡眠トラブルも多いんです。
これ、最初は陽が長くなって、私たち動物的には太陽と共に生活をしているので短くても大丈夫になったんでしょ?
だから朝早く起きてしまったりするのかな、と思っていましたが、それだけでないかも、と感じています。
睡眠は確かに少し短くてもOKと考える時期ではあるのですが、
この考えがあった時代とは少しからだの使い方も変わっています。
たとえば、冬に7.5時間の睡眠をとっていたなら夏は7時間くらいは、くらいは必要かと思います。
では、なぜ眠れないのか。
ひとつは湿邪が脾胃の働きを低下させてしまう、ということからあるのか、と考えています。
脾胃の働きが低下することで「気」が不足してしまい、ON・OFFのスイッチがうまく働かなかったり
眠る時間まで脾胃の働きが終わらず、動いてしまい眠りにくくなったり、
などあるように感じています。
眠れない時にはできるだけ空腹で眠るように心がけるのもいい気がしています。
空腹すぎると眠りにくいこともあるかもしれませんが、ある程度空腹で眠ると翌日からだが
スッキリしていますよ。