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ホルモンのおもしろい作用

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ホルモンって何???

血液中を流れて標的となる臓器・細胞に作用してくれる伝達物質

女性ホルモンで言うと、簡単ですが、脳からホルモンを出せという指令が出て、

血液中を巡ってホルモンが卵巣に届き、卵胞の発育を促す

そういうものです。

常に、常に働いているのではなく、必要に応じて脳が量を調整してくれて、働きをコントロールしてくれるんですね。

 

 

 

ちょっと自律神経と似ている?と思いませんか?

この大きな違いは変化に対して緩やかに反応するのか、即時に反応するのか、なんです。

例えば、寒いと感じた時に、

自律神経は・・血管を収縮させて熱を逃さないようにする

ホルモンは・・糖や脂質を代謝するホルモンの働きで熱を産生する

とりあえず、熱を逃がさない神経系の働きがある一方で

大元の熱を作って温める、というホルモン作用で、両方から体を守ってくれるんですね。

すごーーーーっ!!

 

 

 

 

そんなホルモン、つい数十年前までは種類は数十種類だろうと考えられていました。

でも、ここ最近では100種類以上はあるのでは?と考えられていて、

今までは視床下部・下垂体・甲状腺・副腎・精巣・卵巣に内分泌腺があると考えられていましたが

心臓や骨・腸・胃・筋肉・脂肪・肝臓などのにも分泌腺があるのでは、ということなんです。

解明されてないからだの働きは9割以上とも言われていますが、

ホルモンもたくさん働いて、上記のようにからだを守ってくれているんですね~。

 

 

 

 

ホルモンは、24時間サイクルの中で分泌量のピークが決まっていると考えられています。

睡眠に関わるメラトニンが睡眠直前、朝、陽を浴びてから14~16時間後がピークです。

成長ホルモンは睡眠直後、など。

聞いたことがありますよね~、

ということは、生活のリズムがバラバラになると、ホルモンの分泌も乱れがちです。

ホルモンの目線からみても規則正しい生活は大切なんですね。