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マンモグラフィと超音波検査の違いって

今日から12月!早いものです。

本日は、研修のため午後からお休みを頂きます。

 

 

 

 

 

 

ここのところ、乳がんに罹る方が多いですね。我が家も母が乳がんだったので身近な病気です。

乳がん検診は、200年、厚生労働省から40歳以上の女性は2年に1回の検診をうけましょうという指針がだされましたが、1年に1回は検診を受けましょうという先生が多いように思います。

 

 

 

 

 

乳がん検診を受けたことがある方も多いと思いますのでご存知の方も多いと思いますが、マンモグラフィと超音波検査(エコー)の違いってご存知ですか?そして、どちらをやった方がいいかご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

マンモグラフィーはおっぱいを挟んで検査する痛いやつです。

〇乳房全体の状態を把握できる

〇微細な石灰化の検出ができる

というのがマンモのできることですが、

〇乳腺が発達しているとしこりの検出は難しいというのがデメリットです。

 

 

 

 

一方超音波検査(エコー)はというと

乳房全体を診るのではなく、エコーを当てて部分を把握していくので

〇部分的な情報のみしか得られない

〇微細な石灰化の検出は難しい

というのがデメリットなのですが、マンモでできない

〇乳腺と乳がんのしこりの判別ができる

ということができます。

 

なので、30歳すぎたらマンモ・エコー両方の受診がお勧めされるのですね。

 

 

 

 

 

 

では、石灰化ってなんでしょう。

これ、がん細胞のうち死滅してしまったものにカルシウムがついている状態のもので、小さなしこりの多くは石灰化したがん細胞だそうです。しかし石灰化が発見されても必ずしもがんというわけではなく、のちにがんと診断される方は20%程度だそうです。

 

 

 

 

 

乳がんは私もまだまだ勉強不足なのですが、ひとつの症状ではなく重篤なものから完治の期待できるものまであるようです。

でも、こんなに多くの方がかかっている病気、私は違うわと思わず検診は受けましょうね。