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反復着床障害(RIF)とは①

☆当院のウイルス対策はこちらから→✩

☆経済産業省・厚生労働省まとめのコロナ対策を参考ています→☆

 

 

 

今週の火曜は祝日でお休みだったんですね。

火曜の定休と祝日が重なるという・・もやもや。

土曜と祝日が重なったそんな気持ちです。(説明いらん)

 

 

 

 

なんてくだらないことは置いておきまして、反復着床障害についてです。

40歳以下で少なくとも3回で4つ以上の良好胚を体外受精や顕微授精で移植しても妊娠しない場合

反復着床障害と定義することが多い

ちなみにですが、1個の凍結融解胚盤胞移植で妊娠不成立の確率は60%で

これが4回連続する確率は約13%だそうです。

 

 

 

 

 

反復着床障害の検査方法ですが

☆免疫学的検査として(胎児が母体により異物と認識されて胎児が拒絶されていないかをチェックします)

  血中NK活性値(血中のナチュラルキラー細胞の値を調べます)

※NK細胞は免疫の主要因子として働いてくれるリンパ球の一種でウイルスや腫瘍細胞を攻撃してくれます

 

  血中Th1/2比

※免疫に働くT細胞はサイトカイン(サイトカインの説明、ごめんなさい分かりやすい説明が載っていたリンクを貼ってあります)

の種類によってTh1・2と分類され、RIFの方の中にはTh1が優位の方存在するのでそのチェックをします

 

  血中亜鉛値

※亜鉛は免疫応答に関与しており、NK細胞の活性にも関与しているため亜鉛の値の低下がT細胞の機能異常に関与している可能性がある

 

  血中1.25(OH)₂D₂値

※難しい説明は置いておいて・・Th2細胞に優位に働くので値をチェックします

 

 

そのほかに、抗リン脂質・PS活性・子宮内フローラ・子宮内膜炎

などのチェックをして異常があれば治療をしていきます。

 

長くなったので続きます。