これから暑くなってくると気になるのが「汗」という方、多いのではないでしょうか。
更年期の症状のひとつで多くの方が経験される「ホットフラッシュ」というのも頭や顔から汗が出てしょうがない症状で精神的にもつらいんです。
これ、東洋医学で言うとどういうことなんでしょうか。
そして、対処法も合わせてご紹介しますね。
まず、脾胃の働きというものを説明します。
私たちは内臓というものをからだに持っていますよね、(なにをいまさら・・)
それを東洋医学では五臓六腑といいます。
臓は中が詰まった内臓、腑は中身がない内臓。
この臓と腑がセットになって表裏関係になっています。(助け合っています)
胃というのは中身が空洞なので「腑」
脾は中身が詰まっているので「臓」
になります。
この二つ、ペアになって助け合っているのですが、
胃が上から下に下がる性質があります。食物を取り込み排泄するという下へ下への働きです。
脾は逆行して下から上にあげる性質があります。食物から栄養を吸収して全身に栄養を送ります。
この両方の働きのバランスが取れて「いい状態」になるんですね。
もううすうす気づいていますよね、このアンバランスがホットフラッシュにもつながっていくのです。
続きはちょっと長くなってしまったので明日に。
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