からだの中での気のエネルギーの状態を保つための働きについてお伝えしましたが、そのいづれかに不具合が起こってしまうので症状となってしまいます。
それは何でしょうか。
気というのは温かいエネルギーなので上に上がりやすいです。
さらに怒りで頭に血が上るというように「興奮」してしまう感情によって気も上がりやすくなってしまいます。
（怒りをつかさどる「肝」に影響されちゃうんですね、この辺はまたいつか・・）
怒っているだけでなく、イライラしてしまったり、忙しくてのんびり休む時間がないと胃の働きが低下してしまい、下げる機能も低下してしまいやすくなります。
更年期の時期はどうしても
・子の成長によって親から離れていく時期
・ご主人のお仕事がひと段落して生活のリズムが変わったり、少し不安になる時期
・ご両親が病気などでからだを壊しやすくなる時期
などと重なるのでイライラ、時間がない、なんてことは起こりやすくなります。
自律神経も一緒に乱れやすくなってしまうんですね~。
胃の下げる機能も低下してしまい、自律神経も乱れやすくなり、と気が上昇してしまう条件が整ってしまうのでホットフラッシュという症状が出てしまいます。
胃腸が悪いからと言って胃のお薬を飲んでも「肝」の気の調整まではしてくれませんからどうしても気が昇ることは抑えられません。
〇疲れたら休む（いつもいつも同じ繰り返しですが）
〇時間にゆとりを持ったスケジュールにする
〇後回しにできることは後回しにする
〇睡眠をたっぷりとる
〇気分転換をする
〇ゆっくり噛んで食事をする
などなどしてみましょうね。
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