少し前のYahooニュースの記事で、
『疲れ過ぎて眠れないは本当?』
という記事がありました。
読んだ方も多分いらっしゃいますよね??
結果として、疲れすぎて眠れないってのは体験してる方も多いのだけど理由は分かっていないそうです。
適度な肉体疲労で睡眠が深くなることは分かっているそうですが…
なぜ眠れなくなるのかをアリナミン製薬さんとノーベル賞候補の先生と研究をされるそうです。楽しみです。
西洋医学で分からないなら東洋医学!?
という事で、東洋医学的に考えてみます。
東洋医学って、自然の摂理が考えの元になっているので、こじつけっぽくなることもありますが(笑)、そんな考えなのね、となる事が多いんです。
東洋医学の考えで、
何でも過ぎるのは良くないと考えます。
◯◯過多と表現するのですが、
いい事と呼ばれる、喜ぶ事、これすらも喜び過ぎると心臓に負担がかかるから良くない、と考えています。何だか分かりますよね。
また、自然現象の風が吹く、暑い、寒い、などなども過ぎると生体が対応できずに病気の原因となる、と考えます。
また、別の考えで陰陽論というのがあるのですが、自然界の現象は対立した2つの性質に分けられるという考えです。
お昼と夜
太陽と月
男と女
どちらか片方では存在しないものです。
また、陰陽の片方の勢いが弱まればもう片方の勢いが強まる。
朝起きたら、体は睡眠から活動状態になり、陰が旺盛な状態から陽が旺盛な状態に切り替わります。
何となく、先を読まれそうな感じですが、
適度な疲労はいいけれど、疲れすぎる、と眠れないのは
本来は夕方に向けて少しづつ陽から陰にからだが変化していき、夜になると眠くなってねむる、というのが自然なのですが、
夜になっても日中のように活動してしまうと、体内で陽が過剰になってしまいます。
そうなると興奮して目が冴えてしまうんです。
この陰陽のバランスが崩れることで体に不調が起こると考えるので、(そんなに単純でもないのですが)こういう場合は陽を抜く治療をします。
睡眠って、無理矢理起きる事はできても無理矢理眠る事はできないですよね。頑張れば眠れるってのがいいですよね!
両方できたらいいのに…と思ってます。