このところ、うちの家人がなんだか怒りっぽんです。(いきなり愚痴から始まるブログ)
もともと、ご両親も本人も温厚な人だなぁ、と思っていたのですが、このところ、ぷんぷんしていることが多い。
いやねぇ、と無視しているんですが(オイ)これはなんでだろうか、と考えたときにふと思いまして
歳を重ねると疲れがとれにくい、これなんでは?と思いまして・・
遊びに行ったり、仕事をつめてしていると、どうしても気血を消耗します。
若い頃には少し眠るだけで満タン充電完了だったんですが、
バッテリーと同じで歳を重ねていくと、満タン充電完了まで時間がかかります。
でも、リタイアするまでは20代・30代と同じペースで働くことが多いですし、
何なら40~50代の方が子育て・介護でさらに負荷がかかって眠る時間も短くなってしまう傾向があります。
となると、消耗はたくさんするのに、充電時間が短い&充電速度が遅い
となって「気血不足」の疲労感をひきづって生活している、ということも多々あると思います。
私も、時に疲れがたまっている時、重ダルい時って、いつもは何とも思わないことにイライラしてしまったり、
それこそ家の人に、いつもなら、「しょうがないよね、いいよ」ということに対してグチグチ言ってしまったりするもんです。(気をつけよ・・)
東洋医学では怒りは気血を上昇させ、陽気を上昇させると考えます。
陽気の上昇というのは肝の働きであり、肝は怒りに対応しています。
肝に蓄えられているはずの血が加齢で不足すると、陰血不足となり陽気が過剰となりわずかな刺激でも怒りを覚えてしまうんですね。
ということは、性格ももちろんあると思いますが、70代になったらもっと疲労感が取れにくくなるはずですよね。
そうなると、思い通りにならない体にイライラ、いつもなら許せたり、何とも思わないことに引っかかってしまったりすることが増えるかもしれません。
周りに気を遣う余裕がなくなってしまうんですよね。きっと。
可愛い年よりになるために、運動習慣を付けて元気なからだを維持しつつ、運動したらきっと睡眠もとりやすいでしょうから、ぐっすり眠る習慣を身に着け、
充電しやすい身体、消耗しにくい身体、を作っておきたいものだと思いました。
健康って一日にしてならず、ですし、健康は大切だわね、としみじみアイツ(←オイ)を見て思う優しい私でした。←え!