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氷食症になるワケ

貧血の方が氷を食べたくて仕方がなくなるというのを聞いたことがあると思います。

鉄欠乏性貧血で血液中の鉄分が不足してしまうので、

赤血球の量が減って、酸素を体中に送る力が低下してしまいます。

そのことで、口腔内の温度が高くなってしまったり、軽い炎症が起こっているためだ、

とか

氷を噛むことによって脳血流をよくしている

とか

言われていますが、実は原因は分かっていないのです。

 

 

 

 

ここからは私が感じていることなんですが、貧血の方が全員氷食症ではありません。

婦人科疾患など、血を消耗してしまう病気がある方が圧倒的に氷食症の方が多いと感じています

もともと、これだけの血の量が必要なのに、病気によって血が消耗されていて足りない、

という時に氷を食べる方が多いんです。

もともと貧血の値がいつも血液検査で出てしまって、同じような値でも、病気によって血が消耗されていない方は

氷食症でないことが多いと感じるんです。

 

 

 

 

婦人科で働いていて、今でも婦人科疾患の方をみていて感じる事です。

エビデンスなどはないのですが・・

もし、昔はそんなことがなかったのに、氷が食べたくなって・・という場合、婦人科からちょっと疑ってみてあげてくださいね。