パソコンでお仕事をする方はもちろんですが、私のようにそうでない方でも、
スマホを見ることで、目が疲労しやすくなっていると思います。
実際に、鍼灸治療をしていて、目にアプローチしてあげることですっと引く頭痛や肩こりも経験したことがあります。
20年前と比べて、目は画面を見ることが増えましたよねぇ。
目の健康を守るためには、特別なことを始めるよりも、日々の生活習慣を少し見直すことが大切かもしれません。
長時間、画面を見続けない
仕事中は仕方がない、と思いがちですが、ちょっとだけの休息させてあげるだけでも違うんです。
スマートフォンやパソコンの画面を集中して見ていると、まばたきが減り、目が乾きやすくなります。
おすすめなのが、20-20-20ルールです。
20分ごとに画面から目を離し、約6メートル先を20秒間眺めるという方法です。
遠くを見る時間をつくることで、近くを見続けて緊張した目の負担を和らげる助けになります。
仕事や家事で忙しい方合間に20秒、ふと顔を上げて窓の外を眺めるところから始めてみてはいかがでしょうか。
睡眠をしっかりとる
目の健康を考えるうえでも、睡眠も大切です。
睡眠不足が続くと、目の乾燥や疲労感が強くなったり、日中の集中力が低下したりすることがあります。
寝る直前までスマートフォンを見ている方は、少し早めに画面を閉じて、心身を休める時間をつくってみましょう。
十分に眠っているつもりでも、朝から目が重い、夕方になると目がしょぼしょぼするという場合は、睡眠の質や日中の過ごし方を振り返ってみるのもよいですね。
目の周りだけでなく、全身の緊張にも目を向ける
目を酷使しているとき、実は首や肩にも力が入っていることがあります。
画面を見る姿勢が続くと、頭が前に出たり、肩がすくんだりして、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。
そんなときは、画面から目を離すタイミングで、肩をゆっくり回したり、首や背中を軽く動かしたりしてみましょう。
目の疲れだけに注目するのではなく、首・肩のこわばりや、全身の疲れにも気づいてあげることが大切です。
当院でも、目の疲れだけでなく、首や肩のこり、睡眠のお悩みなど、複数の不調を抱えてご来院される方がいらっしゃいます。
体の状態を確認しながら、鍼灸やアロマトリートメントを通じて、心身を休める時間を持つことも選択肢のひとつです。
紫外線や目の乾燥にも気をつける
外出時には、紫外線対策としてUVカット機能のあるサングラスや帽子を活用しましょう。
また、目の乾燥が気になる方は、エアコンの風が直接当たらないようにする、室内の乾燥を防ぐなど、環境を整えることも役立ちます。
目薬を使う場合は、使用方法や使用期限を守りましょう。
症状が長引く場合や、頻繁に目薬が必要になる場合は、眼科で相談することをおすすめします。
気になる症状を年齢のせいにしない
40代、50代になると、老眼をはじめ、目の状態に変化が現れやすくなります。
女性の場合は、更年期に伴う体調の変化や睡眠の乱れなどが重なり、目の乾燥や疲れを気にする方もいらっしゃいます。
ただし、目のかすみや疲れをすべて年齢やホルモンの影響と考えてしまうのは禁物です。
見え方の変化が続く場合は眼科で相談し、定期的な検査も受けましょう。急な視力低下や強い目の痛みなどがある場合は、早めの受診が必要ですよ。
どれも特別なことではありませんが、毎日の積み重ねが大切です。
忙しい毎日の中で、自分の体のことはつい後回しになっていませんか?
目の疲れも、首や肩のこりも、睡眠の悩みも、体からの小さなサインかもしれません。
「まだ我慢できるから」と無理をせず、自分の体をいたわる時間も大切にしていきましょう。