明日はついに待ちに待った「春」の到来!?
立春がやってきます。
あれ?先週お正月だった気がするのに・・と思いますけどね。笑
古来から、この季節、草木が芽吹いたり、つぼみが膨らんだり、花が咲いたり、鳥のさえずりが聞こえたりすることで
春を感じ、心も表情もほころんだ時期ではないかと思います。
立春から始まる新しい年に初めて汲んだ水を「若水」と言って、健康・豊作・幸福を招く水とされ、
まずは神棚にお供えし、
それから食事の支度や洗顔に使い、
若水で淹れたお茶を「福茶」と呼んでいたそうです。
緑茶やほうじ茶なら結び昆布や小梅などを入れて頂いたそうです。
現代は水道水になってしまいましたが、水道水でも感謝をして若水として福茶を淹れるのも粋かもしれませんよね。
東風氷を解く、というのは初候の言葉です。
風が少しづつ暖かくなり、川や湖の氷が溶けだすころ、ですよね。
そして、初午(立春の後の午の日のこと)の日には稲荷詣でをすることで、田んぼの神様を山から里へ迎え豊作を祈ったそうです。
全国の稲荷神社では「初午祭」が行われます。
今年は2月6日(木)だそうで、この日に稲荷詣でをするのもこれまた粋ですね~。
季節を知って、感じて、季節に合わせて生活をする。
自分の体を知って、感じることができたら季節も一緒に合わせて考えると健康維持にはとてもいい気がします。