ここのところ、アレルギーに関しても「腸」の働きが大切なんて言われていますね。
この腸についてですが、まず東洋医学でのことからお伝えしますね。
東洋医学で大切な「五臓六腑」ですが、六腑にはいるのが小腸・大腸です。
五臓(肝・心・脾・肺・腎)が生体に必要なものを「作り出す」器官と考えており、
それに対して六腑は五臓が気・血・津液を作り出すための材料や生成物を通過される「空洞の器官」
と考えています。
今回は大腸・小腸の役割だけ・・
大腸は肺と対になって働いており、肺の不調が大腸の不調として出ることがあるんです。
そして、大腸は西洋医学とほぼ同じように小腸から受け取った不要なものを排泄物として出すことが役割になります。
小腸は心と対になって働いており、胃から受け取った栄養を吸収します。
難しいことは置いておいて、「大腸・小腸の役割は東洋医学も西洋医学もほぼ同じ」と思ってください。←え?
ここ数年「腸活」なんて言葉を聞くようになりましたが、腸が免疫と関係しているってどういうことなんでしょうか?
腸の中には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」というのが存在し、その数100兆個とも言われています。
蠕動運動が活発になればこの善玉菌がよく働いてくれているということだそうで、
善玉菌は有害なウイルスや菌を退治してくれると考えられています。
昨日のアレルギーの話とも少しかぶってしまいますが、私が小さいころは検便もありましたし、
ぎょう中検査もありました。
これはお野菜の中にぎょう中や色々な細菌が含まれていてそれらが花粉や有害な細菌などを
退治してくれたなんて説もあります。
しかし、農薬などの普及で悪いものは存在しなくなったので今の子達には調べても何も出てこないから検査しなくなったとか?
農薬や抗生物質に守られた部分もあるのですが、やはり「副作用」のような悪い部分もあるんですね。
すぐに良くなるイイことに飛びつくのはやっぱりちょっと危険なのかも?!!
明日はこの続きです。
この善玉菌を増やすにはどうしたらいいのかということについて・・・