「この香り、なんか好き」
「なんだか安心する匂い…」
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、ただの気分じゃなくてちゃんとした理由があるんです。
香りは、五感の中で唯一脳にダイレクトに届く感覚なんです。
香りは“考える前”に感じていて、例えば、いい香りを嗅いだとき「いい匂いだな」って思う前に
すでに体は反応しています。
これは香りの情報が感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」に約0.2秒で届くから。
「におい」で危険を察知するときに、脳の多くのところを経由していると遅くなってしまうので
ダイレクトに情報が届くんです。
ということは、いい香りも、 理性をすっ飛ばして いきなり“心”に作用する、ということになります。
ちょっとすごくないですか?
余談ではありますが、香りで昔の記憶がよみがえる理由
ある香りを嗅いだ瞬間に
・昔の恋人を思い出したり
・子どもの頃の記憶がよみがえったり
香りは「記憶」と「感情」を同じ場所で処理するから 香り=思い出のスイッチになるんです。
実は“好きな香り”は体からのサインとも考えられていて、「今この香りが好き」
ってのは結構あります。
ホルモンバランス・ストレスなどなどで日々変化するといっても過言ではありませんよ。
例えば…
・疲れている → 甘い香り(リラックスしたい)
・イライラしている → 柑橘系(気分を軽くしたい)
・落ち込んでいる → フローラル(安心したい)
好きな香り=今の自分に必要なもの、とも言えます。
体ってちゃんと教えてくれてるんですよね。
アロマの香りのいいところは
「何もしなくてもいい」ところ。
・嗅ぐだけ
・そこにあるだけ
・呼吸と一緒に入ってくるだけ
それなのに、 自律神経に働きかけて、気持ちをゆるめて、体の緊張をほどいてくれる
かなり優秀なアイテムだと思います。
ちょっと疲れたな、という日に
ティッシュに1滴たらして 深呼吸を3回
これだけでOKです。
当院では、鍼灸治療の時に香りも一緒にお届けしています。
少しでもその日がいい香りに包まれるといいな、と思っています。