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「健康」「未病」「病気」の違い

春らしい暖かい日が続きますね。

それだけで、ちょっと幸せです。

 

 

 

耳にすることが多くなった「未病」という言葉。

どういう意味かご存知と思いますが、もうちょっと詳しく・・

 

 

 

健康とは、WHOでは「完全な肉体的、精神的、および社会的福祉の状態であり、単に病気ではない、ということではない」

と定義されています。(色々な訳文がありますが)

ただ、健康ってわけじゃなくて、心も社会的にも安心して生活できている状態ってことでしょうか。

健康は自覚症状もなく、検査結果も異常なし、ってのも自分の判断としては分かりやすいバロメーターかもしれません。

病気は自覚症状もあって、検査結果も異常あり、です。

 

 

 

ある程度年を重ねたら、少しの自覚症状もあるでしょうし、検査結果も若い頃の様に何もない、ってことは減ってきます。

あまり神経質に捉えてしまうと、また違う辛さが出てくるので、若い頃とはやっぱり違う、というのも頭に入れつつ・・

未病ってのは、

・自覚症状はないけれど、検査結果に異常がある

・自覚症状はあるけれど、検査結果に異常はない

ってパターンが見られます。

 

 

 

未病って、病気の予防という意味でこれから出てくる、または悪化してしまう病気を防ぐこと

今ある「病気ではない」状態を悪化させないこと、二次疾患の予防

という意味があります。

 

 

 

私が色々な方のからだを診せてもらって感じるのは、未病の方はとっても多い、ということ。

自覚症状がある方が多いですが、ない方でも、もう少し〇〇しておかないと!って伝える方がほとんどです。

原因は色々だと思いますが、一つに忙しすぎること、これがとっても大っきいと思います。

タスクが多すぎるんですよね、めいっぱい仕事して、友達と遊んで、結婚したら家事や育児もして、と

歳を重ねるごとにタスクが増えていく・・からだも「休んでくれ~」と反応しますよね。

次に、食生活もあまりよくない方がとても多いと思います。

このあたりはいつも書いていることですが、たまにはからだのメンテナンスをしたり、

第三者の目からもっとこうしたほうがいいよ、ってのを素直に受け入れるのも大切だと思います。