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ちょっと気を付けたい漢方薬

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また、やってしまいました。

天気予報を見ながら洗車をしたのに、またも雨・・

もうね、車なんて汚くともそんなに気にならないタイプなのに、花粉と黄砂がどうにも気になってしまったんですよね。ちっ。笑

そんな花粉症がヒドイ私・・でも、なんとなくお薬に頼るのは、もうちょっと待ちましょう、な感じで

「小青竜湯」を処方してもらって飲んでいるのですが、コワイ・・自分がコワイ・・・

飲んで1分くらいで鼻水が止まるんです。他の漢方もそう、飲んで1分以内に楽になるんです。

私、プラセボでいいな、と思っています。笑

 

 

 

 

そんな漢方薬って、薬局でも気軽に手に入るものです。

病院で処方される漢方とは成分量が違って、一般漢方薬というものは第二類医薬品なので

処方箋なしで購入できるってわけです。

 

 

 

なので、〇〇の症状にいい、と漢方を飲むという方も結構いらっしゃるんじゃないかと思います。

でも、漢方は症状や病名から処方するものではなく、「証」から処方するもの

五臓六腑の働きを脈や舌などなどから診て判断して処方されるものなんです。

例えば、風邪症状の初期でも汗があるかないかで、葛根湯・桂枝湯と変わってきたりするんです。

 

 

 

 

症状がピッタリだからと証が違う漢方を飲んでいると副作用が起こることも多々あります。

逆に言えば、漢方って緩くしか効果ないってことはないんですよね。

一般的に2~4週間たってあまり効果がないなら、医師や薬剤師に相談をしてみるといい、と言われています。

本人が感じていないだけで、変わってきている、という場合もありますけどね。

また、現在飲んでいるお薬との相性もありますので、医師や薬剤師に相談することは大切です。

例えば、小柴胡湯とインターフェロンの併用で間接性肺炎を起こす例などが知られています。

 

 

 

 

また、自分で漢方を購入して証が合っていなくて、あれ?って方けっこういらっしゃいます。

漢方だから大丈夫かな、と思って気軽に試すことは分かるのですが、とっても、でも、

同じ頭痛でも処方される漢方は色々なので、できたら漢方薬局か、保険が使える病院で処方してもらうのがイイと思います。

漢方を変えて体調が戻ったって方も何人もみたことがありますよ。

 

 

 

 

東洋医学の考えでは、自然界のしくみとからだは合っているといいので、

すごく厳密にいえば、季節ごとに漢方が変わることもあります。

漢方だからといって、何年も同じものを飲み続けるのはいいことではない場合もあります。

漢方を飲んでいて、アレ?ということがあれば、医師・薬剤師に相談してみてくださいね。