☆当院のウイルス対策はこちらから→✩
☆経済産業省・厚生労働省まとめのコロナ対策を参考にしています→☆
「自律神経」よく聞く言葉だと思います。
どういうものか、ご存知だと思いますが、自分ではコントロールできない神経です。
例えば、ちょっと心臓バクバクさせてみる、とか、瞳孔を開いてみる、汗をかいてみよう、とかやろうとしてもできませんよね?
これは自律神経がからだの状態を判断して必要なことをしてくれています。
逆にこうしてパソコンを使ったり、歩いたり、お化粧したり・・
自分でやろうと思って動かせる神経もあります。
自律神経が乱れるっていうことは、からだになんらかの「負荷」がかかった状態なのかもしれません。
東洋医学でいうと、
内因・・感情から受ける原因での不調
外因・・季節の変化など暑い、寒い、湿気があるなどの自然気候による不調
不内外因・・内因でも外因でもないもの、過労・寝不足・過食など
こういった負荷がかかると、からだは賢いので何とかしようと調整します。
たとえば、ストレスがかかっている時にからだを休ませようと「すごくだるくする」とか、
それでも不調の原因がなかなか減っていかないと慢性的にそういった症状になってしまうこともあります。
ただ、自律神経の不調というものは病院へいってもチェックすることができません。
なので、からだに器質的な問題(血液検査などで分かる明らかにある臓器の不調)がない限りは自律神経のトラブル、
ということになることも多いんです。
ここのところ感じているのは、意外にも「やらなければいけない」と思っていることを止めても
大した事はない、ということが多いということ。
・子供のお弁当作りがある→たまには買って食べてもらう
・朝夕食は作らなければいけない→コロナの影響で増えたテイクアウトを利用する、外食する
・毎日お洗濯しないと→1日くらいしなくても着るものはあるはず
・仕事は絶対休めない→在宅勤務に変更してみたり、午前休などとってみる、たまには休む
などなど、1~2回くらいさぼったってどうってことないことが結構ありませんか?
言葉がよくないですが、自分しかできない、やらなければいけない、と思っていたことはたまにはやらなくても何とか回っていくんです。たぶん。
これらをすると、数十分~数時間の時間に余裕ができませんか?
そこでちょっとのんびりしたり、少し早く寝てみたりするのもからだにとっては必要な時間なのかもしれません。
難しいようでやってみると、とっても簡単な「手放す」こと。
時間に少しでも余裕を作ることでからだは喜び、うまく機能してくれるようになると思います。