少し前ですが、家の人がインフルエンザA型に感染しまして、、、
とっても辛そうでしたが、家の中で隔離し(ヒドイ?!)接触しないようにしたら大丈夫でした♡一日は家にも帰りませんでしたが。(ビビりすぎ?)
ちょっとまずいんじゃないの?という時に病院でもらってきていた「麻黄湯」これ、インフルエンザの症状に効果的とここ最近よく出る処方なんですが、
もしかしてインフルエンザかも?の時に効くのかしら?ということで調べてみました。
一般的にタミフルやリレンザがインフルエンザには処方されますが、小さなお子さんや虚弱な方はちょっと強いお薬なので抵抗もある方もいらっしゃるのかもしれません。そんな時に漢方が効いてくれたらうれしいですよね。
まず、麻黄湯の成分
麻黄 ・・・ 解熱、発汗、咳止め
杏仁 ・・・ 咳止め・去痰作用・整腸作用
桂皮 ・・・ 解熱・鎮痛・抗菌作用
甘草 ・・・ 鎮静・抗炎症・抗アレルギー・咳止め
インフルエンザウイルスの感染による関節痛、咳止めなどしてくれるんですね。最近の研究では関節痛に関してはお薬より麻黄湯の方が効果があるなんて報告もあります。
でもでも、これは漢方。東洋医学は症状に対しての治療ではなく、からだに対してのアプローチになりますので効果が出やすい人、そうでない方がいらっしゃるのです。
あう人にはとっても合うんですけどね。
まず、体質ですが、麻黄湯が効くのは実証タイプです。
実証・虚証と東洋医学の考えであるのですが、字を見てわかるように実証タイプはざっくりいうと体力があり病気にたいする抵抗力のある方です。
虚証は虚弱で抵抗力がちょっと低い方です。
女性はやはり虚の方が多いのでなかなか難しいかもですね。
そして、飲むタイミングですが、残念ながら予防として飲むことに効果はないようで、
「寒気があるけど発汗はなく、頭痛・発熱・関節痛などのある極めて初期の状態」には効果的なようです。
漢方といっても副作用が全くないわけではありませんので、医師・薬剤師と相談して処方してもらってくださいね。
でもでも、風邪予防にはやはり睡眠をたっぷりとって体力を低下させないこと、食べ過ぎて、ストレスで胃腸を酷使しないことも大切です。