東洋医学では「気」「血」「津液」というのが基本物質と考えますが、
「気」とはなんでしょうか?
気のせい
そんな気がする
気にしない
「気」を使った言葉は結構多いですよね。
この「気」ってなんでしょう?
東洋医学・鍼灸治療では気をどんなものとして考えているのでしょうか。
「気」とはエネルギー物質であらゆるものを作り出しして生命活動を維持するもの
そして、この気は4種類に分類されるんです。
〇宗気(そうき)
胸の中央付近に集められr手、肺の呼吸作用と心の血の循環をさせる気です。
〇衛気(えいき)
全身にくまなく分布していて体表面を覆っていて、外から侵入してくる悪いもの(邪気)から
からだを守ってくれています。
〇営気(えいき)
血脈中に存在して血の流れとともに全身を巡っています。
〇元気(げんき)
真気・原気ともいい、生命活動の基本となる気です。
おへその下あたりにある腎から全身にくまなくいきわたります。
これが不足すると、五臓六腑の働きが低下しやすく、病気にかかりやすくなる
と考えられています。
病は気から
というように気が不足したりうまく動いてくれないと不調になり、そのままにしておくと「病気」になると
考えられています。
これらの気が不足するとどうなるのか、そして何をしたらいいのか、明日お伝えしますね。
東洋医学、きっと一生かかっても「完璧!」とはならないような気がしています。