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「気」とは?②

昨日からの続きです。

それぞれの気が不足するとどうなるんでしょうか?

 

宗気が不足すると

血の循環に関わる「宗気」が不足すると血のめぐりも悪くなります。

女性だと婦人科の不調にもかかわってくることもありますね。

この宗気を巡らせるには清気(呼吸で得られる大気中のきれいな空気)が必要になるので

深呼吸をすることが宗気の調整には役に立ってくれます。

呼吸が大切、ここにも理由があるんですね。

 

 

 

 

 

〇衛気が不足すると

日中は皮膚の外を巡り、外邪(外にある悪いもの、風邪や暑さ、寒さなど)から身を守ってくれています。

眠っている時はからだの中に入り守るものがなくなるのでお布団をかけて眠ります。

お腹を出して眠ってしまったりすると風邪をひいたりするのはこの影響もあるんですね。

 

 

 

 

〇営気が不足すると

全身に十分な栄養がいきわたらなくなるので血のめぐりも悪くなります。

冷えや月経痛の原因になることもあります。

 

 

 

 

 

〇元気が不足すると

生命活動の基本の元気が不足すると活動力が低下してしまい

疲れやすい・風邪などをひきやすい

なんて症状がでてきます。

胃腸の働きを整えてあげることで元気は補いやすくなります。

腹八分目の食事や食前のお白湯など胃腸をいたわってあげるといいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほかには当たり前ですが、眠ること・ストレスを上手に解消する、ストレスと上手にお付き合いする

規則正しい生活をするなどもやっぱり大切です。

毎日完璧にやろうとするのではなく、週に2日でも「できる日」を作ってあげてくださいね。