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この時期、ずーん、と気分が落ち込むという方が多くいらっしゃいます。
日照時間の短縮もあるんですよね、きっと。
東洋医学でいう陰の力が強くなるので、負けてしまうと、そういった症状も起こりやすいとは考えます。
が、今日は東洋医学的ではなく、西洋医学的なうつ病のお話。
ちょっと話はそれますが、東洋医学だけ知っているだけでなく、西洋医学も分かると東洋医学の幅が広がる気がしていて、
西洋医学についても学ばないと、と個人的には思っています。
今までのうつ病の治療は脳内のセロトニン・カテコールアミン(ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリン)が不足してしまい起こるので
神経シナプスの間にセロトニンとカテコールアミンを入れてあげて、治療をする
とか
ストレスによってコルチゾールが慢性的に分泌されてしまうことで、うつ病が発症する
とか
神経シナプス形成の促進をしてくれるBDNFというものが少ない人がうつ病患者さんには多いので、これを抗うつ剤で増やす
(なんとなく、聞いたことありますよね?)
なんてのが大きく考えられていたことですが、(かなり、かなりざっくりですみません)
ここ最近では神経炎症がうつ病や統合失調用などの精神疾患に関係しているのでは、というデータがでてきているようです。
うつ病で血中の炎症を示す濃度が高い人が多く、この値の改善と共にうつ病が改善することが多いデータもあり、
また、糖尿病の病理には「炎症」が関わりがあるのですが、うつ病と双方向性の合併が多い
ことから炎症とうつ病は関係あるのでは?と考えられています。
と、まだまだこれから研究が進むのが期待される範囲ではあるのですが、個人的に思うのは
炎症が起きやすいのは免疫力が低下していることや、食事の内容なども関係していると思います。
生活を整える、これもやっぱり心の症状にも大切だな、と改めて感じました。
そして、どうせ生きてるなら、楽しく・健康に!私のモットーです。←子供か
そのためにはちょっとの努力や工夫は必要なんですよ~。