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お薬が必要な病気、必要でない病気・症状①

科学が発達して、たった100年前だったらあきらめていた病気がお薬ですぐに治る、なんて事はたくさんあります。

現代に生まれてよかった、と思います。

とはいえ、個人的にはそんなことでお薬飲まなくていいんじゃない?

って事も感じることがたくさんあります。

〇病気そのものの性質(自然に治るかどうか)

〇症状の重さ(命に関わるか、合併症を起こすか)

というのがお薬が必要かどうかの判断の基準の一つになるのでは、と思っています。

 

 

 

 

お薬が“必要”な病気・症状

自然治癒しない(薬がないと治らない)病気

薬の「根本治療」が必要なもの。

〇細菌感染
肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、蜂窩織炎、扁桃腺の細菌感染

→ 抗生物質が必要

 

〇生活習慣病

高血圧、糖尿病、脂質異常症

→ 放置すると血管が傷み、脳卒中・心筋梗塞リスクが上がる

 

〇甲状腺の病気(バセドウ病・橋本病)

→ホルモンの調整をすることで症状が劇的に楽になることも

 

〇てんかん・自己免疫疾患

 

〇喘息の中〜重症

 

〇心不全・不整脈の一部

→ これらは、薬で「コントロール」「命を守る」必要がありますので、お薬は必要です。

 

 

 

 

自然治癒するけれど、薬がないと危ない病気

〇インフルエンザ(高リスク者)

〇帯状疱疹(抗ウイルス薬が早期に必要)

〇重い脱水を伴う胃腸炎(点滴必要)

〇アナフィラキシー(エピペン必須)

〇肺炎などへ悪化しやすい風邪症状

→ 合併症を防ぐために薬が必要

 

 

 

 

 

症状が強くて、薬を使わないと回復が妨げられる場合

〇高熱で眠れない

〇ひどい咳で呼吸や睡眠に支障

〇強い頭痛・偏頭痛

〇アレルギー症状で日常生活が困難

〇喘息発作

〇何度も吐いて水分が取れない(脱水の危険)

→ 薬を使うことで体力の消耗を減らし、治りを早めてくれます

 

 

お薬がなくてもいいのでは?というのは明日に続きます。