少し前に、スマホで認知症になってしまうメカニズムをお伝えしました。→スマホで認知症になってしまうワケ
これって、からだにも同じことが言えるように思います。
たとえば、とても仕事が忙しくて、大切なプレゼンや会議がある時、
お子さんの看病をしている時、
その最中はからだを壊すことはあまりないように感じています。
ホッとすると症状が出る、と言いますが、
仕事が終わったら、ぐったりしてしまったり、
看病が終わったら、お母さん(お父さん)もお子さんと同じ症状の風邪をひいてしまうなんてよくある事です。
スマホ認知症になるのは、情報量が多すぎて脳が整理整頓できないからだ、とお伝えしました。
からだも同じかな、と思います。
その方にとっての「仕事量」が多すぎると、できないお仕事はとりあえず、後からやるリストに書いてフォルダに置いておいたり、
家事が今まで通りにできないのなら、とりあえず、片付いているように見せるために、棚に置いたり、
お洗濯ものは、たたむ前に使ったり・・
後で、になっている状態だと思います。
火事場のバカ力って聞いたことあると思いますが、
お母さんが、信じられないスピードで走って落ちる子供を拾い上げたり、
火の中に飛び込んで助けたり、
骨折や火傷をしていても、その後に痛みなどを感じて、その時は感じないそうです。
こういった力が、「大変なとき」(仕事や育児など)で発揮されると、疲労は溜まっているのに、やってしまうので
後から、症状が出てくるわけなんです。
大変な時の後には、1日でも休息の時間を作って回復させてから
「後からやること」を片付ける。
からだを上手に使ってあげるコツだと思います。