中国の古典「難経」に書いてあることなんですが
「上工は未病を治し、中工は已病を治す」とあります。
病気になる前の状態を治せる医師の方が病気を治す医師よりも優れている
という意味です。
症状があって来院していただく方も多いのですが、メンテナンスで来ていただく方も多く
そういう方には「上工」を厚かましくも目指しております。
自宅での養生法でよくお伝えしている
・睡眠をほどよく確保する
・腹八分目の食事で、野菜・肉・魚・大豆・キノコ類をバランスよくいただく
・上手にストレスケアをする
・適度な運動習慣を確保する
ということなんですが、これ私が言わなくても全国民がご存知なのでは?!笑
まあね、それでも大切なんですよ。
それにプラスして、身体を診せてもらう方にはそれぞれに合った養生法
(それぞれ弱い部分があり、違うので)をお伝えしています。
これね、まじめにひと月やってくれる方、本当にびっくりするくらいに症状が改善します。
お薬をやめていいよ、と言われる方もたくさんいらっしゃいます。
なかなか難しいですが、日々の生活を大切に丁寧に・・
そして、自分のからだも心も丁寧に扱ってあげることは大切ですね。