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ちょっと面白い異文化のお話と空腹時間

先日来て頂いた方、2回目の来院だったのですが、とってもからだにいい変化がありまして、

お伝えした、ストレッチは毎日必ずしてくれていました。

でも、それだけでなくてからだの内側の働きもとてもいい!これは何かと思ったら

「ラマダン(断食)」をされていまして、その効果かしら、と思いました。

 

 

 

私、旅が好きで、ヨルダン、UAEなどへ行った時に毎時のお祈りの習慣を目にしたことはあったのですが

ラマダン時期ではなく、よく知らなかったんですが

今年は3/12~4/12(人によって?国によって?少し違うことがあるそうです)だとかで、

なんと!朝3:30に食事をして、夜17:30くらいまでは水も口にしないとか!!びっくり。

食事をしない時間は14時間なので、それはできそうだな、と思いましたが

水も口にしないってのには驚きました。

 

 

 

そして、目的なんですが、富める人も貧しい人も同様に空腹とのどの渇きのつらさを味わうことによって

恵まれない人を思いやったり、平和のありがたさに感謝する、ということだそうです。

子供は10歳くらいからラマダンを始めるそうです。

面白いことに、私のイメージではなかったのですが、ラマダン中も食事をしてしまう人もいるそうです。

どこの国にも「守らない人」ってのはいるんですね。

この場合は、戒律を守らないので、天国へは行けない、というように考えられているそうです。

色々、異国の文化というのは興味があります。

 

 

 

話は戻して、空腹で過ごす時間が多いことによって、脾胃がゆっくり休まるので、働きがいいんです。

そうなると、脾胃の「疲労」もなく、上手に栄養吸収もからだはできるのでからだの修復もしやすく

からだが軽かったり、動かしやすかったり、というのを実感できるんだと思います。

私たちの住む文化にラマダンのような断食文化はありませんが、上手に食事とお付き合いするのも大切だな、と改めて感じました。