「最近イライラしやすい」
「前より怒りっぽくなった気がする」
って、相談をされることがありますが、たいてい、温厚な方。
温厚な方でもそう感じることがあるのね、と安心します(安心するな)
私って短気なのかな
性格がきつくなったのかな
なんて思うかもしれませんが、もしかしたら、性格の問題ではなく、体からのサインかもしれません。
イライラの正体は「心」より先に「体」にあるとも考えます。
怒りやすさ・不機嫌・余裕のなさからイライラしたりするのかもと思いますが、
これらは「感情」ではなくて、
〇 自律神経の乱れ
〇 ホルモンバランスの変化
〇 疲労の蓄積
こういった“体の状態”が強く関係しているかも・・
体に余裕がなくなると、
心のクッションが薄くなる感じですかね。
特に女性の体はとても繊細に変化しています。
生理前
黄体ホルモンの影響で
・むくみ
・だるさ
・頭がぼんやり
が起こり、脳はすでに疲労傾向になって、小さなことに耐えにくくなることもあります。
更年期前後
ホルモンの波が大きく揺れる時期。
・ 寝ても回復しない
・急に暑い・寒い
・ 動悸・めまい
こうした不安定さがあると、どうしても神経がピリピリ状態になりやすい。
イライラは
「余裕がない心」ではなく「余裕がなくなっている体」ともいえるんです。
怒りっぽい人になったのではなく、体が「もう無理です」と言っているだけ。
こんな時は“気合い”は逆効果で、イライラを止めようと我慢したり
「こんな自分ダメ」と責めるとさらに交感神経が優位になり、ますます余裕がなくなります。
大事なのは感情を抑えることではなく
〇 体を落ち着かせること
・首・お腹・足首を温める
・深い深呼吸を3回
・ 甘いものではなく「塩気と水」
・早く寝る
睡眠不足=イライラ増幅してしまいますよ。
鍼灸では
「怒りを抑える」のではなく
神経の緊張をゆるめ
巡りを整え
睡眠の質を上げ
“余裕が戻る体”をお手伝いできたらいいな、と思っています。