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インスリン抵抗性って?

日本では糖尿病、あるいは予備軍の方が6人に1人いると言われています。

男性18.7%、女性9.3%。

色々なデータがあるので一つのデータとして診てもらえればと思いますが、

世界的に遺伝子と病気の関係の研究が盛んになっているそうで、

糖尿病にも遺伝子の関連が多々あるというのが分かってきたそうです。

 

 

 

 

 

一般的に糖を摂りすぎると糖尿病になる、というイメージですが、甘いものやお酒をたくさん摂取して、

体形がイイ人全員糖尿病ではありませんし、痩せていても糖尿病になる方もいらっしゃいます。

わが父、お酒もたばこも甘いものも脂っこいものも、大好きで全く節制しているところをみたことはありませんが

糖尿の予備軍でもありませんからね~。

 

 

 

 

 

そんな糖尿病ですが、インスリン抵抗性が下がり、インスリンの作用が十分に発揮できない状態のことを言います。

体内の血糖は膵臓から分泌されるインスリンが調整してくれます。

糖をからだに入れて体内の血糖が上がった時に、細胞の表面にあるインスリンの受容体が血液中のブドウ糖を取り込んでエネルギーとして利用するんです。

使わなかった糖(ブドウ糖)はグリコーゲンや中性脂肪に合成されて体内に貯められます

この貯める働きもインスリンが行うんです。

 

 

 

 

 

インスリン抵抗性というのは、「インスリンの効き具合」がよくないということなんです。

インスリンが血中に分泌されているのにインスリンに対する感受性が低くてうまく糖を取り込んでくれないんです。

そうなると、血糖値が下がりにくく、血糖値を正常化しようとしてインスリンが過剰に分泌されるんですが、

この状態が続くとインスリン分泌機能が低下してしまって、糖尿病になってしまうんです。

 

 

 

 

 

日本人に糖尿病が多いのは、欧米の人と違ってインスリン分泌予備機能が低いのに、欧米化の食事をしているから

とも言われています。

さらに、運動不足や過剰な栄養摂取も問題視されています。

人種によってなりやすい病気は違いますからね・・和食が私たちには合っているんですよね。