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糖の代謝と気持ちの落ち込みの関係

6月の夏至に向けて、「陽気」が強くなる時期で、1年を通して過ごしやすい時期なのかな、と思っていますが

ゴールデンウィーク明け、不調になる方が多いと感じています。

長いお休みの疲労からなのか、生活を戻すのにパワーが必要なのか・・

とはいえ、ちょっとそういった傾向も落ち着いてきたかな、と思います。

が、すぐそこにやってきているのは梅雨・・涙

 

 

 

 

昨日はインスリン抵抗性についてのブログでしたが、ちょっと続きです。

糖尿病でインスリン抵抗性のある人は、インスリンが少なくなってしまい、

各細胞や臓器にある糖の受容体が働きにくくなって、糖が取り込めなくなるんです。

ということは、脳などは特にですが、機能が低下しやすくなる、というのは考えられますよね。

 

 

 

 

 

糖尿病の人はうつ病になりやすく、またうつ病患者さんが糖尿病になりやすいと言われています。

糖尿病患者さんの30%にうつ症状があるとも言われていて、この関係が注目されています。

食事療法などの自己管理が続く生活がストレスになることも指摘されていますが、

神経・内分泌と免疫の関係も指摘されています。

 

 

 

 

 

単純に糖が各臓器に栄養されにくいという状態は「気血両虚」に似ています。

気や血が各臓器を栄養出来ないと機能が低下してしまって、あらゆる症状がでるというので

自分の「弱い部分」に症状がでるのかな、と思います。

糖尿病患者さんの中には運動習慣がもともとあった方もいらっしゃるそうです。

運動してるから大丈夫、ではなく、食事はやっぱり大切、

食べ過ぎたら翌日、翌々日はちょっと節制したり、甘いものや脂っこいものを少しは控えることもやっぱり大切ですね。