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ストレスと東洋医学

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生きていくのに切り離せないのが「ストレス」かもしれません。

何にストレスを感じるのは人それぞれだと思いますが、人間関係でのストレスが多いって方が多いのではないでしょうか。

人間関係から学ぶことがそれだけ多いってことかもしれませんが、あまりに合わない人(どんな方でも絶対にありそうですよね)とのお付き合いなどに辟易としている方もいらっしゃると思います。

前にストレスというのはもともと物理の用語で「外からかかる力による物質の歪み」という意味ですが、

それをハンスセリエ博士が「ストレス学説」を発表して医学の世界でも使われるようになりました。

 

 

 

それがまだ1936年のことで、100年も前のことではないんです。

100年以上前にはストレスっていうのはあまり考えられていなかったのかもしれませんね、

生きるのに精いっぱいでそれどころではなかったのかもですが。

 

 

 

東洋医学は1000年以上前から存在し続けているので「ストレス」という言葉はありませんが、

ストレスに近い概念で病気をとらえることはあります。

病気の原因は「内因」「外因」「不内外因」の3つに分けられる、というのは何度も書いているのですが、

その中の「内因」は七情といって、7つの感情のうちの何かが高ぶりすぎるとからだに影響すると考えます。

また、高ぶり過ぎないように抑えられることが健康である、とも考えます。

感情が過ぎるということは、からだが抑えられない、もしくは感情がからだに影響してしまう

両面あるってことなんです。

〇喜びすぎる

喜びすぎることで「」に影響し、気が緩んでしまうので、集中力の低下や精神散漫な状態になってしまう

〇思慮深すぎる

思いすぎることで「」に影響し、消化不良・食欲不振・下痢・便秘・またはやる気が出なくなってしまう

〇悲しみすぎる

悲しみすぎることで「」に影響し、気が減り、意気消沈・息切れ・咳など呼吸器に関する症状がでる

〇恐れ・驚きすぎる

恐れすぎたり驚きすぎると「」に影響し、気が下がってしまうので、動悸・物忘れ・失禁などがおこる

 

 

 

これだけではなく・・なのでもう一回続きます。