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東洋医学的な腰痛とストレスの関係です。
その前に、五臓(肝・心・脾・肺・腎)と五行(木・火・土・金・水)の関係があり、
自然界や人間のからだは五行の要素からできているという考えがあります。
上記のように、それぞれが特徴を持ち、助け合い・けん制しあい、存在しているというものです。
これは後程関係してくるとして、まずは、この五臓に役割があり、
肝・・将軍の官
心・・君主の官
脾・・倉廩(そうりん)の官
肺・・相博(そうふ)の官
腎・・作強(さっきょう)の官
というように呼ばれています。
これは、当時の政府の官職名に例えてつけられたものだとか・・
腰痛に関係する臓腑、腎というのが腰に存在するので
腎の作強の官について説明すると
今でいう「防衛省」のようなもので根気強く、ストレスにも耐えていく部署
という感じです。
ストレスフルで耐えて耐えていると、腎が悲鳴を上げて腰痛が悪化してしまう
というのが東洋医学的観点です。
また、腰痛があるときにはお腹の筋肉を鍛えなさい、と西洋医学的にはお話しすることがありますが、
これは、腹筋と背筋が拮抗筋といって、お互いに支えあっている筋肉なので
腰が痛いからと言って腰だけでなく、お腹の筋肉を鍛えてあげることで背中の筋肉を支えてあげられるからです。
これまた東洋医学的な観点では、最初の五行の考えから
お腹にある脾は腎の働きを抑制する関係にあるので腎が働きすぎないように、負担がかかりすぎないように手助けしてくれるという考えです。
(脾=土は腎=水・・水を土がせき止める)
何となく伝わりましたか??
東洋医学、なかなかおもしろく、西洋医学では説明できないことも説明できてしまう側面もありなかなか面白いんです。
と、ストレスは腰痛だけではなくいけませんよ、ということですね。