先日、まとめて朝ドラを観ていました。最初2週間分でしたが、朝観なくてよかったです。号泣でした。
前向きに生きるヒロインの話は朝から楽しめますね!!
では、ホルモンの検査値についてです。
主に、FSH・LH・E2・P4
という値について示していることが多いと思いますので今日はE2についてです。
EはエストロゲンのEです。
これは少し余談ですが
E2=エストラジオール・・・ エストロゲンの中で最も作用が大きく、エストロゲンの主成分になります。働きについては後述しますね。
E1=エストロン ・・・ 脂肪組織に含まれるアロマターゼによって作られるものです。閉経後の主役のホルモンとなります。
E3=エストリオール ・・・ 妊娠中、胎盤や肝臓でエストロンやストらジオールが変換されて作られます。
でも、月経不順等で検査の値として調べるのはE2の値です
原子卵胞から発育した卵胞から「エストラジオール」が分泌されるのですが、妊娠の維持に働きかけてくれ、主な働きとして
〇子宮内膜を厚くしてくれる
〇子宮頚管粘液を分泌、粘度を低下させ、精子の通過をしやすくしてくれる
〇基礎体温の低下
などがあります。
この値は妊娠時や排卵誘発剤を使用していると高くなります。
低くなる時が注意で
卵巣機能不全・卵巣低形成症・下垂体機能低下症・閉経
が疑われます。
基準値は
卵胞期 25~195
排卵期 66~411
黄体期 40~261
閉経期 10~40
卵胞の発育がしていないのでは、ということもありますのでこの値も大切ですね。
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