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ホルモン血液検査のみかた③

先日、まとめて朝ドラを観ていました。最初2週間分でしたが、朝観なくてよかったです。号泣でした。

前向きに生きるヒロインの話は朝から楽しめますね!!

 

 

 

 

 

 

では、ホルモンの検査値についてです。

主に、FSH・LH・E2・P4

という値について示していることが多いと思いますので今日はE2についてです。

 

 

 

 

 

EはエストロゲンのEです。

これは少し余談ですが

E2=エストラジオール・・・ エストロゲンの中で最も作用が大きく、エストロゲンの主成分になります。働きについては後述しますね。

E1=エストロン ・・・ 脂肪組織に含まれるアロマターゼによって作られるものです。閉経後の主役のホルモンとなります。

E3=エストリオール ・・・ 妊娠中、胎盤や肝臓でエストロンやストらジオールが変換されて作られます。

 

 

 

 

 

 

 

でも、月経不順等で検査の値として調べるのはE2の値です

 

原子卵胞から発育した卵胞から「エストラジオール」が分泌されるのですが、妊娠の維持に働きかけてくれ、主な働きとして

〇子宮内膜を厚くしてくれる

〇子宮頚管粘液を分泌、粘度を低下させ、精子の通過をしやすくしてくれる

〇基礎体温の低下

などがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この値は妊娠時や排卵誘発剤を使用していると高くなります。

低くなる時が注意で

卵巣機能不全・卵巣低形成症・下垂体機能低下症・閉経

が疑われます。

 

 

基準値は

卵胞期 25~195

排卵期 66~411

黄体期 40~261

閉経期 10~40

 

 

 

 

 

卵胞の発育がしていないのでは、ということもありますのでこの値も大切ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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