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メラトニンとセロトニンと妊活

今はぼんやりスマホを眺めているだけでも情報がたくさん入ってくる時代なので、「メラトニン」「セロトニン」って言葉も浸透していると思いますので説明不要かもしれませんが、

すごーーーーくざっくり説明すると

日中は脳から分泌される睡眠ホルモンのメラトニンの原料であるセロトニンを分泌させて

夜はセロトニンを原料としてメラトニンを分泌させて睡眠・季節・ホルモンといった概日リズムを調整しています

 

 

 

 

そんなメラトニン、最近は医療分野でも注目が高くなっていて、

メラトニン不足で糖尿病発症が高くなるというデータもあり、日本では医薬品として処方されたりもしていますが、

国によってはサプリメントとして眠れない時に飲んだりもしているようです。

妊活に関するお勉強をしていても出てくるのが「メラトニン」。

採卵の時に卵子の発育の促進や顕微授精での受精率の上昇があるというデータがあり、

IVFやICSIをしている生殖医療施設ではメラトニンを処方しているところもあるようです。(メラトニンが処方できない疾患もけっこうありますので・・)

 

 

 

 

とはいえ、このメラトニン、簡単に増やすことができます。

前述したとおり、「セロトニン」が原料となっているので、幸せホルモンとも言われているセロトニンを増やしたらいいんです。

・朝、陽を15分以上あびる

・適度な運動をする

・ストレスを上手に解消する

・タンパク質の摂取をほどほどにする

 

こんなことでいいんです。

体調を整えるって、基本はすべて睡眠・運動・食事につながっていくと感じるのですが、

今回もそうですね。

ただ、加齢とともにメラトニンの分泌は減少する傾向にありますので、少しづつ陽を浴びる事や運動習慣などは若いうちよりはやっていかないといけませんよ。