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平成にはいったばかりの頃くらいでしょうか、私の小中学生の時、初潮年齢は12~13歳くらいの子が多かったような気がします。
小学生で初潮を迎える子は少し発育が早い子、中学生になってようやく・・という感じでしょうか。
余談ではありますが、あの赤飯を焚くという文化、本当になんとかならないのかしら?
祖母が焚いてくれて、祖父母宅はもちろん、叔父叔母にも配られるもんだから恥ずかしくってたまりませんがな!☺
いい風習なのかもしれませんけど・・そしてもし娘がいたらやってしまうと思いますけど!
話を戻しまして、ここ最近の子の初潮の平均年齢は12歳。
もっと昔の初潮の平均年齢は16歳だったといいますから、栄養状態がよくなり、どんどん早くなっているのが分かりますね。
また、閉経平均年齢も40代後半から50代前半になっており、生理がある時期がとても長くなってきているのが分かります。
「子が産める」とからだが判断する時間が長くなってきているんでしょうか。
しかし、昔は4~5人出産をしていたのに対し、今は0~2人くらい。
月経期間が長くなり、出産で月経が止まる時期が短くなり、生涯で400回も月経が増えているなんていうデータもあります。
小中学生でも「生理痛」でと鍼灸院へ来ていたくことがあります。
特に、この受験シーズン、生理痛とかぶっては、ということで治療を始める方が多い気がします。
生理痛がひどくて婦人科へかかって出されたピルが合わなかった子、
ピルはまだ早いと何も手立てがなかった子、色々ですが、生活習慣を改善し、鍼灸でからだの調整、お手伝いをしてあげると
よくなる子が多いです。ほとんどといってもいいかもしれません。
個人的な見解ですが、16歳で初潮があった時には、こころも12歳よりは成熟しており、
ストレスにも12歳よりはうまく対処できるようになっており・・
ホルモンバランスが自立神経に及ぼす影響は今よりも少なかったのではとすら思います。
今とは生活習慣もかなり違いますので、16歳ともなれば学生をやっている子ばかりではなかったはずですし、
成熟度も高かったのかもしれませんが。。
月経を起こすということは、結構なエネルギーを必要とします。
それに、ストレスなどもかかればいくら若いとはいえエネルギーは枯渇してしまい
月経トラブルにも繋がってきてしまいます。
プラスしてまだストレスにも強くない小中学生から生理があるとなると自律神経も乱れやすくなって当たり前です。
勉強も習い事も忙しい毎日を送っている今の10代ですが、つらい時にはお休みをしてのんびり過ごしたり
「休む」ということを学ぶこともしてほしいな、と思っています。
それも、難しい社会であることは承知していますが、うまく休息をとることができる人は強いと思います。
若いからこその月経トラブル、若いうちに解決してほしいと心から思っています。