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「気」と「血(けつ)」の関係

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貧血についてお伝えしたところで、「血(けつ)」についてもと。

東洋医学でからだのしくみや病気の成り立ちについて考えた時に欠かせない概念のひとつ。

「気・血(けつ)・津液(しんえき)」があります。

どれも体内を巡っているもので、

気はエネルギー(私はよくガソリンみたいなもの、とお伝えしています)

血は西洋医学でいう血とほぼ同じ、プラス、循環器系の働きも含んでいます

津液は西洋医学でいう体液とほぼ同じ。体内に存在する血以外の水分です。

 

 

 

この3つはみんな関わりあって機能しています。

そう考えると、西洋医学でも東洋医学でも単独で機能しているものって少ないような気もしますけど

気や血は津液が作られる材料となり、津液は気や血が巡るための調整役になります。

気は血と共に巡り(血が気を運ぶ)、気はここという目的地に到達すると血から放たれます。

このように気・血・津液ともに巡ってようやく作用するものであり、

不調は動きが乱れてうっ滞して起こるもの、それぞれの量が不足して起こるものがあります。

 

 

 

 

よく、本当によく治療の後に今のからだの状況をお伝えするときに

「気」が不足していて・・その原因が〇〇(睡眠不足・ストレスなど)で、、、とお伝えしていますが

「気」が不足していることで原材料である「血」も不足してしまうこともあり、

それが婦人科系の不調につながっている方も多くいらっしゃるような気がしています。

現代はこの3つが不足してしまうことが多い気がします。

「気」を使ったり、すり減らしたり・・などですかね。

また、不足しているからと補うことを考えるのは分かりすぎるくらいわかりますが、

補う=食べるではなく

・睡眠を補う

・胃腸を休めて補うために、腹八分目にする

・サプリメントよりも食事で栄養を補う

事が大切だと思います。