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五月病と東洋医学

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なんだか、ちょっとこころが淋しくなってしまうようなニュースが続いていますね。

4・5月が一番自殺で亡くなる方が多く、死因の上位にも入っていますよね・・

つらくなってしまったり、こころが病気になりやすい時期なのかもしれません。

 

 

 

東洋医学では「心」が精神状態を司っていると考えます。

心というのは、心臓で循環という働きだけでなく、「こころ」の働きも考えています。

今年は5月5日が立夏で暦上では夏になりました。

 

 

 

その前に五行の考えで、自然界のものと内臓を働きが似ているもので5つに分ける考えがあります。

木は水があるから育つ、火は木が燃えて発生する

のようにお互いが助け合って存在しているという考えです。

これを内臓にも当てはめて、それぞれの臓器が助け合って存在していると考えるわけなのですが、

多くの自然界に存在するものや感情など体調に関係するものをこの五行に分けて考えます。

季節も同様で

 

このように夏の季節は心が主る季節になります。

この季節は「心」が主役ということなんです。

主役というのは負担がかかってしまうので、本来だったら主役が巡ってくるまでに準備をして十分に働ける力を蓄えておくべきなのですが

多忙・ストレスなどでそれができないと、主役が回ってきた時には負担が多すぎてギブアップになってしまうことがあります。

これが症状となってしまうんです。

 

 

 

この季節精神的につらいわよ~、という時には前の季節から養生をしておくことが大切なんです。

とはいっても、もう過ぎてしまったこと、今できることは

・睡眠を確保

・ストレスをうまく解消する

・予定を詰めすぎない

・甘やかしてあげる

こんなことも大切です。

心は精神をつかさどるのですが、睡眠にも深く関係しています。

眠ってあげると、こころが少し楽になることもあるんですよ。