もうすぐ1月が終わろうとしている事にものすごく驚いています。
この前お正月でしたよねぇ・・??笑
急にまた一段寒くなって、寒いのが苦手という方にはちょっとツライ時期かもしれません。
寒いのが苦手、暑いのが苦手、湿気が苦手、寝不足が苦手、ストレスが苦手、
東洋医学では外邪、内邪なんていいますが、からだにとって負担になることはひとそれぞれ。
でも、苦手だ、と分かっていたら、その苦手に上手に対処できるコツを知っておくと、少しは生活しやすいのでは?
と思っています。
体調に波があるのは、決して特別なことではありません。
むしろ、波があること自体が「生きている体」の自然な姿だともいえるのかも。
調子のいい日もあれば、なんとなく重だるい日、理由もなく気分が落ちる日もある。
大切なのは、その波をゼロにしようとすることではなく、できるだけ緩やかな波にすること、そしてできるだけ“いい位置”で波打てるようにすることです。
たとえば同じ「不調」でも、
・動けなくなるほどつらい状態での波
・少し休めば戻れる程度の波
この差はとても大きく、後者であれば体も心もずっと楽に過ごせます。
その違いを生むのが、「体の使い方」です。
私たちは無意識のうちに、
・力を入れっぱなしで呼吸が浅くなっていたり
・疲れているのに休み方が分からなかったり
・緊張している自覚がないまま毎日を過ごして
いるような気がします。
こうした積み重ねが、波を大きくし、落ち込んだ時に深く沈んでしまう原因になります。
ではどうすればいいのか?
答えはとてもシンプルで、「自分の体の癖を知ること」です。
どこに力が入りやすいのか
疲れるとどんなサインが出るのか
無理をした時、体はどう反応するのか
これを知っているだけで、
「今日はここまでにしておこう」
「今は整える時間が必要だな」
と、早めにブレーキをかけられるようになります。
これって、難しい気もしますが、コツをつかめばとても簡単なことかもしれません。
鍼灸は、症状を取るだけのものではありません。
脈やお腹、筋肉の状態、皮膚の反応などを通して、今の体が何を頑張りすぎているのか、何が足りていないのかを一緒に読み取っていくものです。
そして施術を通じて、
「ここを緩めると楽になる」
「こういう時に調子を崩しやすい」
といった、自分の体を扱うためのヒントが少しずつ見えてきます。
体調の波をなくすことはできなくても、
波を穏やかにすることはできます。
低いところまで落ちきらない体をつくることもできます。
そのための第一歩は、
「今の自分の体は、どう使われているのか」を知ること。
鍼灸が、その気づきへの入り口として、静かに、でも確実に体に教えてくれる存在になれたらいいな、と思っています。