こころが強い人の特徴は「柔軟性」だそうです。
こころが折れる、と表現するように、硬ければ折れやすく、柔らかければ折れにくいんですね。
こころの柔軟性ってなんでしょう。
適応力とも言い替えられそうですが、『一つの解決策にこだわらないこと』
朝ドラを観ていたんですが、主人公のお友達が裁判官で闇市を取り締まっている立場にあるので
「闇市」で買ったものを一切口にしなくて餓死してしまった、ということについて、
主人公の上司がそれについて、「バカだ、それで死んでしまうなんて愚か」
というんです。
主人公はそれに対して対立した意見を持つんですが、どちらの意見も正しいから話し合いをしても仕方がない、と上司は言います。
正義感が強かったり、まじめすぎると、餓死してしまった友人のように、極端になってしまいがちですが、
ある程度柔軟性を持つと、食べるものがないんだから法を犯しても仕方ない、と生きる選択肢ができます。(ちょっと例が極端ですが)
ひとつの出来事に関して「仕方ない」と受け入れたり、あきらめたり、
別の角度からの解決法を探したり、中間点を見つけたり、色々な選択肢がある方が心は折れにくいってことのようです。
こころの健康ってからだの健康にもつながってくると、しみじみ多くの方を診て感じています。
色々な考えがあることも、色々な価値観があることも分かりますが、自分には優しく、少し緩やかにお付き合いしてあげることを試してみるのもおすすめですよ。