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更年期って人間特有のもの

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寒くなったわねぇ、と思ったら11月7日(月)は立冬でしたね。

まだまだ、「いい季節」が続くかしら、なんて思っていましたが、12月になるとアッという間にひと月が終わり、

年が新しくなり・・またきっとすぐに11月です。笑

 

 

 

 

そう、時が過ぎるのは早いです。

閉経なんてまだまだ先の事、そのころにはいいお薬も出ていたりするかも・・なんて思っていましたが

特に変わりはなさそうです。

「更年期障害」というのは閉経に伴う不調ですが、他の動物にはほぼありません。

なぜならば、「生殖」という機能を終えたら死んでしまうから。

犬は10歳(人間でいう50~60歳くらい?)でも妊娠することがあるそうです。

今は、家で大切に育てられる子が多いので10歳以上でも元気に過ごしているわんちゃんが多いですが、野生なら・・ですよね。

 

 

 

 

生殖期を終えても生きている理由。

色々説はあるそうですが、「シャチ」も生殖期が終わっても長く生きる「ヒト」以外の動物の一つです。

人類学者がその理由を研究したそうですが、生殖期を終えても長い間生きる母方の祖母の存在によって幼いシャチ(孫)の生存率が高まることが分かったそうです。

シャチは祖母が孫に食べ物を分け与えることもあるそうです。

シャチは45歳くらいに生殖期を終えてその後、少なくとも16年は生きるそうで、長いと80年、90年と生きるそうです。

「ヒト」と似ていますね。

 

 

 

 

 

「ヒト」の場合、生殖期を終えて生きている理由がはっきりと分かっているわけではありませんが、

「ヒト」ほど、未熟な状態で生まれてくる動物はいないわけで、それは群れで生活して母親だけでなく、祖父母、兄弟などが面倒を見てくれる

ということがあるからではないか、と言われています。なので祖父母も長生きなんですよね。

今は時代が変わって、大きな群れで生活はしていない事が多いですし、群れでなくても便利なので子育てができてしまうこともあります。

ということは!孫のお世話以外にも色々できるいわば「ボーナス」のような楽しい時間なのかもしれません♪

閉経して更年期になるとちょっと落ち込んだりすることも体の変化のせいでありますが、

変化の後の人生を楽しむための移行期と考えてみるのも楽しいかもしれませんね。