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東洋医学的・西洋医学的冷えの原因と対処法

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一時の寒さからはちょっと良くなっている気がしますが、あっという間に12月で寒い日が続き、

陽が短くなり、どんどん寒くなっていきますね。

そんな時に多くの方が感じるのが「冷え」

 

 

 

 

 

東洋医学的冷え

〇上熱下寒による冷え

東洋医学の基本的な考えの一つで自然界のしくみとからだのしくみは似ていると考える整体観という考えがあり、

常に人のからだは自然に合わせて朝昼晩・春夏秋冬と変化していることが健康な証であるという考えがあります。

その中で冷たい空気は重いので下の方に溜まりやすく、暖かい空気は軽いので上に昇りやすいという考えがあり、

寒い冬「気」が不足することで巡らせる力が低下してしまい、

冷たい「気」が下の方にさがり冷えると考えます。

 

 

 

〇気・血の不足

からだの基本物質である「気」「血」「津液」の中の「気」と「血」は一緒に巡るのですが、

冬の寒さや、整体観に合わせて睡眠を増やさなければいけない今、睡眠不足だったりするとどうしても気が不足しやすく

血が気と一緒に巡りにくくなり、「冷え」の原因となりやすくなります。

気・血にエネルギーがあり暖かいだけでなく、血は必要な臓器に栄養を運んだ帰り道に臓器が動くことによって発生する「熱」を回収して巡っていると考えられているからというのもあります。

気血が不足すると臓器から出る熱(エネルギー)が減ってしまうのも原因の一つと考えられます。

 

 

 

 

西洋医学的冷え

〇血管からの放熱

手足は冷えやすいのですが、そのほかにも膝や腰も冷えやすいですよね。

手足や膝というのは血管が比較的体表に近いところを通っているために

血管の熱が放出されやすいんです。

 

腰やおなかの冷えは脂肪が多いところなので冷えやすいようです。

なので、手足・膝、下半身全体を温めるということが冷えの解消につながるんですね。

 

 

 

冷えの解消をするためには

温める

からだをじっくり休めて動きやすいからだにしておく

 

これに尽きます。

ただ、冷えというのは本当に改善しやすいものだと皆さんのからだを診せて頂いて実感しています。