前回の続きです。
牛乳が悪者ってことではありませんのでね~。
私もカフェラテは好きですし、お菓子も好き♡ヨーグルトもよく頂いておりますので・・
東洋医学では「カルシウム=収縮、マグネシウム=弛緩」という考え方に通じるものがあります。
バランスが崩れると 「気血の巡り」が滞りやすく、瘀血(おけつ)や筋のこわばり として現れることがあります。
特に日本人は普段から甘いものや加工食品で「脾(ひ)」に負担をかけやすく、ミネラルの巡りが乱れやすいのです。
腸は東洋医学で「脾胃(消化吸収の要)」にあたり、ここが弱ると 湿(しつ) がたまりやすくなります。
湿はお腹の張り、便通異常、体の重だるさなどにつながります。
牛乳の性質は「やや冷やす・湿を生みやすい」ため、もともとお腹が弱い方や冷え体質の方は飲みすぎない方が安心です。
牛乳と上手につき合うコツ
牛乳そのものを否定する必要はありませんが、体質や摂り方に工夫をしてみてもいいかもしれません。
〇牛乳は「ほどほど」に(毎日大量ではなく、楽しむ程度に)
〇ナッツや豆、海藻などマグネシウムを含む食品と一緒に摂る
〇冷えやすい人は温めて「ホットミルク」にして飲む
〇合わないと感じる人は豆乳やアーモンドミルクなど植物性ミルクに切り替える
などなど。
牛乳は「骨に良い飲み物」というイメージが強いですが、摂り方次第で体に負担をかけることもあります。
東洋医学的には「牛乳は体質により合う・合わないがある飲み物」と考え、必要に応じて取り入れるのがよいのかな、と思っています。
毎日の食生活の中で、自分の体の声を聞きながら牛乳と上手に付き合っていきたいですね。